2021年7月3日

スタッフコーデ2021 榛葉と山口

最終更新: 2021年7月5日

さてお次はタガル女性陣のオーダースタイルをご紹介

山口は自分でも趣味で縫製したり、コスプレ的な衣装だったりした着画写真のを見たことがあります…。好奇心旺盛で向上心がある子です。

マニッシュなスタイルで自分のスタイルを既に確立している山口は恵比寿店勤務です。

VITALE BARMERIS CANONICO (ヴィタールバルベリス カノニコ) wool100%

一見シンプルなパンツスーツですが細部にこだわりを詰め込んでいます。

まずラペルは幅広で ショルダーはドロップさせて

袖をシャツを連想させるようにターンナップとライオンのモチーフの入った大きめビンテージボタンで、動作をしたときに袖元に目が行くように遊び心を入れたとか。

黒のレースアップシューズと組み合わせることで全体が引き締まり、各パーツごとはボーイッシュでありながら前後全体で見える線の細い曲線美とがバランスの良い1着として、彼女のスタイルに仕上がっていると思います。

パンツはプリーツを入れてふっくらさせて、膝から下を極端にテーパードをかけているので、トップスとのバランスと動きやすさの機能性も実現。

インナーと場所を変えて撮影。やっぱ鮮ブルーにインナーは白ですよね。

シャツとパンツは無ブランド 国産cotton100%

リラックスウェアとして作成したというこのコットンシャツとパンツはメンズパターンを採用。

メンズパターンのゆとり感に加えて丈を短めにすることで、コットンの持つ特性が活かされ軽やかなイメージにまとまっています。

通常より大きめのクリアなボタンを使用して子供服のようなどこか懐かしい雰囲気にしましたとのことですが、やはり彼女なりの自分の世界があるのでよくわかりません😜

パンツは大きめサイズで丈も敢えて長くしてロールアップすることで涼しげで夏らしいコーデに仕上げています。


淡々と仕事をこなす榛葉(シンバ)はチャレンジ精神旺盛。

下記で紹介のスーツでもわかる通りタイト目ゆったり目やメンズパターンにも挑戦して、自分に合ったビジネスウエアを探究しているようです。

榛葉:表参道勤務

1.

HARRISONS of EDINBURGH(ハリソンズオブエジンバラ) シリーズ:シーシェルの生地 テリレン55%リネン45%

テリレンとは ... イギリスのICI社のポリエステル系繊維の商標です。リネン素材と合わさることでシワになりにくく(なりますけど和らぐ)柔らかくソフトな肌触りになります。

着丈短めのダブルジャケット。腰ポケットも箱型にしてさりげなく遊びがあり、袖丈も短めに設定。

見えない部分ですが、裏地はインナーが半袖ノースリーブでも腕が裏地にベタつかないようにキュプラとコットンの清涼裏地に。

パンツは初のメンズパターンを採用しストレートワイドに。

ジャケットの着丈が短めなので、パンツはハイウエストでバランスを保ちつつ脚長効果も。

カジュアルな遊びの部分と、トータルで見てビジネスライクな部分をバランスよく取り入れています。

2.

HOLLAND & SHERRY(ホーランド&シェリー) シリーズ:スノーウィーリバー  wool100%

ダブル4×1のジャケットはゆとりを持ってラペル位置など全体の重心を下げて仕立てた1着。

裏地はバッチリアート裏地。バックスタイルに小技を聴かせてフックベント。

ブラウンストライプに対してボタンはビンテージメタルボタンをさりげなくアクセントに。薄っすらピンクのオルタネイトストライプが効いています。

3.シャツ

REDA ACTIVE レダ アクティブ wool100%

ウール素材でシャツを作ると通常チクチクした質感になりますがこの機能素材レダアクティブは違います。

番手も細く木目細かい織の特徴から洗濯で洗っても縮みにくく肌触りもサラサラで素肌にも優しい着心地です。

こちらもメンズパターンを使用してサファリ風シャツにして背中をセンタータックに。

ウールのしなやかさとメンズのサイズ感が相まって逆に女性らしさいシルエットになりました。

チェックのバンドカラーとリバティープリントの極細バンドカラー cotton100%

このバンドカラーは単品使いも個性的で、且つ何にでも合わせられるインナーにもなります。

女性は肩が狭く細かったり、肩や腰など丸みがあるので、そんな女性だからこそのその人にあった様々なスタイルが生み出せると思います。

オーダースーツというと芯が硬く角ばったスーツのスタイルが連想されますが、この2名のソフトでナチュラルなスーツだって仕立てられます。

一部の紹介になりますがオーダーの参考にしていただければと思います。