top of page

恵比寿店限定 ツイードフェア


【期間】

10月21日(土)〜11月12日(日)まで

※恵比寿店のみ開催


【内容】

TAGARUで普段は展開していないブランドのツイード生地バンチを期間限定でご用意いたします!通常よりもお買い得にご案内しますのでぜひこの機会にご利用ください。


ツイードと一口に言ってもブランドやシリーズ毎に生地の質感や色柄が異なるもの。このような違いも楽しんでいただければと思います。

セットアップはもちろん、ジャケットやベスト単品、コートもオーダーいただけますので、季節感あるツイード素材をお楽しみください🙆‍♂️


それでは今回ご用意した生地バンチのご紹介です!



【LOVAT(ラヴァット)】

有名マーチャント各社に生地を提供しているラヴァットは、1868年ツイード発祥の地スコットランドのホーイックに設立。その後1999年に新会社を設立し、エステート・ツイードの現代復刻としてラヴァットという新ブランドを立ち上げました。

このエステート・ツイードとは、広大な土地を持つ貴族や領主が狩猟用として自分らの領土の証として作ったチェック地の生地で、氏族を特定するタータンチェックや日本の家紋のような印象です。


スコットランドの厳しい気候に耐えられるように目付けを重くし、狩猟時に身を守るために高原の背景に調和するような配色で織られています。

そしてラヴァットという名はスコットランドの貴族の名に由来しているそうで、その昔ラヴァット軍には戦死者が少なかったそうです。

理由は5色からなる迷彩色の衣服を着用していて見つかりにくかったからと言われており、その色はラヴァットカラーとして名を残しているそうです。

これからご紹介する「ETTRICK」・「KIRKTON」・「TEVIOT」の3つのシリーズは、スコットランドの歴史を大切にし、100年以上同一品質に拘り続け今でも生産し続けているそうです。



ETTRICK(エトリック)

目付けはなんと640g。触るとわかる目の詰まり具合としっかりとした生地感。シワの心配は全くなさそうです。

こちらのエトリックは熱心なフィールドスポーツ愛好家たちに長く愛用されてきたそうです。さらにシャワープルーフ加工(防水加工)が施されているので、雨の日でも安心してご着用いただけます。ジャケット以外にコートとしてのお仕立てもオススメです。



KIRKTON(カークトン)

エトリックより目付けが少し軽い500g。少し軽いとはいえ十分なウエイトです。

こちらのカークトンは、豊かな色彩と大胆なデザインが特徴で、チェビオットウールのみを使用して織り上げられた生地です。

生地をよくみると糸一本一本の色使いが素敵。さらにいえば糸一本に何色か使った奥行きのある色彩が魅力です。




TEVIOT(チェビオット)

3つのシリーズの中で一番目付けが軽い430g。

こちらのチェビオットは、1900年代初頭に確立された品質で、ウーステッド・メリノウールと細番手のチェビオット・ウールの紡績糸を組み合わせた、デイリーウェア向けの軽くて丈夫なツイードです。


(これら3シリーズは、毛質がしっかりとしたコシの強いチェビオット種のブリティッシュウールで織り上げられています。)



THE HOLM TWEED(ホルムツイード)

先にご紹介した3シリーズよりも軽い、目付け390g。

シェットランドウール100%で織り上げられたこちらのツイードは、ふんわりとした柔らかさ、ツイード特有の暖かさがあります。

色彩豊かなシリーズで生地も柔らかいので、レディースのジャケットにもオススメです。



THE SONSIE TWEED(ソンシーツイード)

こちらも目付け390g。

ソンシー・ツイードは、シェットランド諸島で飼育された羊からとれる、染色されていない天然ウールのみを使用して織り上げられています。

羊毛にさまざまな色合いの天然繊維が含まれ、手作業で選別された後、スコットランドで紡績され、ラヴァット社によって環境に配慮したコレクションとしてデザインされ、織り上げられています。

真のシェットランドウールは原毛の中で最も柔らかく、粗い繊維と細い繊維、長い繊維と短い繊維が混在しているため、独特の贅沢な特徴があります。

色合いは一言で言うとカフェラテやオフェオレのよう。メンズはもちろんですが、レディースジャケットとしてもとってもオススメな色です。

(こちらの2シリーズは、毛質が柔らかいシェットランドウールを使用しています。)


以上ラヴァットツイードの生地バンチのご紹介でした!ゴリゴリのガチなツイード素材からタウンユースな素材まで幅広いですので、皆さまのご用途にあわせてお選びいただけます。




そしてお次はMADE IN JAPANのツイード🇯🇵

ツイードといえばUKの物が有名ですが、純国産のツイードがあるんです!こちらもこの期間限定の展開、さらに追加生産ないのでお見逃しなく。

それでは早速ご覧ください!



【J.Shepherds(ジェイシェパード)】

『日本の羊飼いの夢を織り上げた、優しきツイード』

昭和30年代、国内の羊は約100万頭近くいましたが、その後減少する一方で約10年のあいだに2万頭にまで減ってしまいました。

戦後日本の復興経済が安定し、羊肉・羊毛が輸入自由化となり、海外から安価に大量に入ってきたことや、化学繊維の発達、日本の気候風士や国土の事情により畜産業が定着しなかったなど理由は様々。


しかし日本の羊飼いたちは、1万年前から人類と共生してきた羊に秘められた「再生可能」「持続可能」という大きな可能性を信じ、次世代へと継承してきたそうです。

日本国内での羊は主に食肉用のため、毎年刈った上質な毛は産業廃棄物として処分されていました。刈り取った毛を羊毛として製品にするまでの工程と物流コストが莫大にかかってしまうんだとか。


そこで、愛知県一宮市の毛織物メーカー『国島株式会社』が、羊飼いの方々の思いに魅せられ、活用されていなかった羊の原毛を使って今までにない"純日本製"のツイード生地を作りました。



原毛の風合いを活かしたシンプルな仕上げ、高密度に織り上げられた生地感、素朴な風合いがあり、まるでヴィンテージツイードのような弾力とハリ感があります。

その理由の一つとして、日本の羊毛の特徴である、豊かなクリンプ(原毛の縮れ)のふくらみ感を活かすため、刈った後の毛を洗う工程で化学薬品を一切使用せず、お湯だけで洗われているからです。それにより、昔ならではなツイードの風合いが実現されています。



以上が期間限定でご用意したツイード生地となります。普段は取り扱っていない生地バンチたちなので、少しでもご興味ある方はこの機会にぜひご来店ください。それぞれのツイードの違いをご堪能いただけるはず。

ゴリゴリのカントリーチックな色柄からタウンユースなものまで幅広いです。


期間限定以外のツイード生地は他に【Harris Tweed(ハリスツイード)】【Fox Brothers(フォックスブラザーズ)】【Holland & Sherry(ホーランド&シェリー)】【W.Bill (ダブリュー・ビル)】【HARDY MINNIS(ハーディミニス)】【PORTER & HARDING(ポーター&ハーディング)】などもご用意しています。



最後にツイード生地を使用したアイテムの仕上がり写真をご紹介!

オーダーならでは、皆さまそれぞれ拘りを詰め込んだ1着をご覧ください。







Comments


bottom of page