超特急で必要なネクタイオーダーがあり、相談するとなんと1日で仕上げて下さるとのこと。
仕上がったネクタイは工場まで引き取りに行くことになったんですが、快く急ぎ対応してくださった工場の皆さんに感謝です。無理言ってすいません🙇♂️
せっかくお伺いしたのでと、工場の見学もさせてもらっちゃいました👀
普段なかなか見れないネクタイ制作の様子を少しご紹介しますね。
それでは早速覗いていきましょう!
まずはオーダーメイドネクタイの縫製の様子から。
・・・と思ったら、この日の作業は終わっていて縫製の様子は見ることができず...残念😭
もともとは宿舎だった(らしい)建物の2階に上がるとオーダーネクタイの作業場がありました。
ジャーン!なんとテーブルとアイロンしかありません😅
そう、実はオーダーメイドネクタイは職人さんたちが手縫いで仕上げているんです。だから特別な機械は必要ないんですね〜。
隣には生地のストック部屋。オーダーメイド用のネクタイ生地がずらりと並びます。
普段お店で見ているのは小さな生地見本なのでちょっぴり新鮮な気もち。
写真には写っていませんが、ネクタイの型紙もたくさん保管されていましたよ。
つづいて既製品の縫製の様子を見学させていただくことに。
こちらは既製品の生地を裁断したり管理しているところ。
今の時期は学校や企業の制服で注文が多いらしく、この日も某テーマパークの制服用の生地を準備中でした🐭
制服ともなれば生地もオリジナルで織ったりするんですって。
みなさん黙々と作業に集中しています。
なるべく生地を傷めないようにと、少し低めの温度設定にしているそう。
スチームとアイロンの重みでプレスしていきます。
こちらは横幅2M近くもある大きなネクタイ芯付け機 通称:リバー
これ1台で1日1500本のネクタイを縫えるんだとか。
リバーにネクタイ生地と芯地をセットしボタンを押すとあら不思議。
およそ30秒で芯付けが完了です。
ちなみにこちらでは芯付けを手作業でも行っていました。
芯付け機に型をセットするのには1時間近くかかるらしく、200本位なら手作業の方が早いんですよ〜とは職人さん談。
この後、生地をひっくり返えて形を整えれば完成です。
もともとネクタイは約10工程しかなくその殆どが手作業なんですが、この芯の縫い付けと生地をひっくり返す工程が機械縫いと手縫いの大きな違いなんですね。
手縫いは芯地を包み込むように表地と縫い合わせていくので、繊細な生地も扱えるようになります。
そして機械では難しい曲線的な(ボトル型)シルエットで縫えるので、締めた時により立体感のある胸元を演出できるってわけですね☝️
最後に事務所前の廊下でパシャり📸昭和世代には懐かしい雰囲気です。
余談ですが、写真の金魚は25年生きているそうですよ🐟
なかなか着用機会が少なくってきているネクタイですが、ここぞの一本は手縫いのオーダーネクタイなんていかがでしょうか👔
急ぎのオーダーもまずはお気軽にご相談ください。
梅澤
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