2022春夏生地エルメネジルド ゼニア

春夏生地が揃いました。


今年はこの2年間アパレル業界が大不況ということもあり、少し元気がないのかなと思いきや、各社(生地メーカー)思い切った企画や工夫が感じられ、その前向きな姿勢に胸を打たれ重い腰をあげようと思いました。


普段服になって目にする素材は、実は生地だけでもこれだけこだわって作られていること、皆さんに観ていただければ嬉しいです。


生地の説明はタガルの取り扱っている生地が多すぎて、始めると終わりが見えないので

例年通りなるべく簡単に行いますが、皆さんにわかりやすく観てもらえるように今回からなるべく生地の写真は多めに載せるようにしてみたいと思います。






余談ですが、

先日銀座に行くとゼニアの看板が見えて、ふと昔お世話になったKさん(ゼニア銀座店でスーツの修理兼任)を思い出し思い切って電話してみました。

中央通り沿い銀座2丁目のゼニアビルを閉められて並木通り6丁目に移転されたとのことで向かうと

看板がZegnaになっていて別ブランドかと思い、つい二度見。

Kさんに会うと若い層に向けてイメージを一掃されたのだとのこと。

個人的にはErmenegildo Zegnaの方がいいと思うんだけどな〜と思いつつも、超大手ファッションブランドでありながら時代の変化に俊敏に対応できるゼニア。

店内は2階建てになっていて無駄のない洗練された店内には全体的にカジュアルで、スーツは奥に少しだけ置かれている

「ゼニアのカジュアルデザインはスッキリして好きなんです。スーツはメインに置かなくても求める方は自然と来ますよ」と笑顔で語るKさんの貫禄に包まれ只々脱帽。





さて、いつもの脱線から戻り

スタートは「Ermenegildo Zegna」エルメネジルド ゼニア



ゼニアの茶色い生地バンチを横目で除いた方は多くいらっしゃると思いますが、全体を広げてみるとさまざまな種類の生地が存在します。

20種近いシリーズがありますが秋冬も入れるともっとあります。






ゼニアのアンテプリマは各生地シリーズをわかりやすくイメージ写真付きでご提案

確かにここ数年でモデルが40代くらいから20代くらいに若返ってきている。

素材使いだけでなくトレンドが詰まったこの見本帳で気になったのは、ダブル4ボタンや1サイズ上のウエストを絞らないシルエットが一歩先ゆくスタイルのご提案。

まっ、これを最初に観てイメージを固めるのもありだし、生地もデザインもこれでってオーダーするのが手っ取り早い!







左:JERSEY ジャージ ドンディ・ジャージー社を傘下にしたゼニアのジャージ素材

ニットジャケットも楽ちんですが、裏地をつけるか?そもそも1枚仕立てにして付けないか?で着心地が大きく変わります。仕上がりサイズのブレはプレスや縫製の過程でも伸びるので安定ですが、一度着るともう病みつきになること間違いありません。

右:cross-plyクロスプライ

ウールシルクリネン三者混のナチュラルで上質な質感をいくつかの色と素材で複雑に絡ませることで個性的に。番手も違い種類も増えた人気のジャケット素材




左:BIELMONTE ベルモンテ

ゼニアが保全しているオアジ・ゼニア地区の羊毛。英国風ハリコシをもつシェトランドウールに今回一部シルクの軽さを加えたジャケット素材。

右:TRAVELLERトラベラー

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