まだまだ残暑厳しい夏真っ盛りではございますが、夏休みも残り半分となり、甲子園も後半戦突入。 オーダースーツとシャツもここからが大詰めとなります。 何が大詰めって? それは前にも触れた話ですが、物価高騰が細く長く続き未だウールなどの原毛は高騰している一方です。 運送料金も上がり、工場などの工賃も上がり、その上消費税増税ですからお客様に対して変わらないでいる各社不思議な営業方針。 大小売り上げは低迷をたどるアパレル業界ですが、テーラー業界(スーツ販売)も今同じように全体がスーツを着なくなってきており、下降気味になってきたように思います。 10月以降タガルもどうすべきか周りの動向を観察しながら、とりあえずは入荷した秋冬生地に値付けし終えたところです。 今のうちは「このサービスでこの価格は安いですね」と喜ばれるもので何ら変わり有りませんのでご安心ください。 ということでほとんどの秋冬生地が入荷しておりますのでみなさまのお越しをお待ちしております。 タガル全店8月17日土曜日より通常営業
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)
<span style="font-size:large;"><strong>Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア) ゼニアの生地バンチのご紹介です。</strong></span> 全7冊これはどこのオーダースーツ店でも見せるもの使える生地は同じですがなぜか販売価格はまちまち。 仕立て上りに2〜3倍くらい違うところもありますがこれは仕立てとサービスの違いから起こるもの。 しかしこれとは別に並行ものといった別ルートの国を経て入荷する安価なものや、既製品として大量生産用に仕入れた生地を横流ししてオーダーで作れば同じ。結果半額くらいの生地代で出回っていたりします。 TAGARUにも正規をオススメしますが別ルート品もあります。ご予算を抑えて一度は着てみたいとおっしゃる方にお見せすることがあります。⁉️😅オススメしとんかい!
このゼニアほど制限も規制されている様子もなく、こんなに出回っている生地はないので、 ひねくれた見方(タガルだけ)ですがただただゼニアは全国的に売れているという指標にさせていただいております。
今季から織りネームが変わりました。この織りネームがつかないと1型古いスーツということに? 色は同じですが大きさが1.5倍ほどに、織りがヘリンボーンになりました。 前から同じですがエンジ色ではなくブルー色の織りネームがついているスーツは、いくらオーダーでも並行輸入ものか量産用の生地で仕立てたということになります。(最高位15ミルミルだけは青のネームが正規) これは考え方次第ですが、いくら生地が同じでも織りネーム一つでランクが下げられて見えるのも嫌なものですね。 人目に触れない織りネームもこだわりの一部でもあるということになります。
できればエンジ色の織りネームで。 できれば仕立てにもこだわっていただきたい。 できればネームバリューに振り回されず自分に合った着心地のいいスーツを提案してくれるテーラーで作っていただきたいものです。 ということでゼニアもやはり安心のTAGARUがベスト!