ハダースフィールド・ファインウーステッドから来日されたマネージングディレクターのLain Milliganさん。世界中を飛び回りこの業界では有名人。その隣、最近忙しくてちょっぴり疲れ気味の山本
HUDDERSFIELELD FINE WORSTEDS
ハダースフィールド・ファインウーステッド
ハダースフィールド・ファインウーステッドは英国中部のウエストヨークシャー州に位置し、サヴィル・ロウのテーラー生地を供給してきた世界最大級の生地メーカーです。
かのエリザベス女王から得たロイヤルワラントを保持していたミル (織元ブランド) のJohn G Hardy(ジョンGハーディー)と、実力派マーチャント (商社) のJ&J Minnis(ジェイ&ジェイミニス)の2社が合併することにより設立されました。
少しややこしいですが、ウエストヨークシャーの多くの有名な織元が合併していった歴史がありますが、ハダースフィールドファインウーステッドではブランドの名前を残して生かしながら取引を続けています。
「Hardy Minnis」「 Hunt & Winterbotham」「Martin Sons & Co’」の3つがそのブランドで、それぞれの豊かな歴史はブランドの象徴的なデザインなどに見ることができます。
現在でも数ある英国生地の中、唯一ロイヤルワラントを維持していて、エリザベス女王亡き後ロイヤルワラントは返上されるらしく、現在はチャールズ国王に申請中だとか。
さらに、「ルイヴィトン」「ポールスミス」「ラルフローレン」も使用されているらしく、本当に信頼の高さが伺えます。
おもしろいのが、英国らしい丁寧でしっかり織られた生地だけでなく、オーストラリア産の柔らかなニュージーランドメリノウールを使用したり、イタリアに生地を織らせたりと、伝統と信頼のある中で新しいものを生み出すことへの貪欲さには脱帽です。
生地見本は代官山のみの扱いとなりますが、各シリーズをご用意しておりますのでご興味のある方はぜひご覧ください。
オーダースーツ参考プライス10万〜18万円
納期1.5ヶ月
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