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映画とスーツ


初めましての方がほとんどかと思いますが、3月から代官山に移動して来た金子です。


趣味は映画、ランニング、野球観戦、のインドア・アウトドア二刀流です。

ご案内の中で色々と楽しい話ができればと思います。よろしくお願いします。





さて、コロナウィルスで在宅勤務や短縮営業など、ストレスを抱えながら仕事をしている方も多いでしょう。

私も同様で、自宅待機しつつ、今後店で役立てられるスキルを磨いております。

今回は仕事の息抜きに衣装のスーツがかっこいい映画を紹介しつつ、オーダーのお話ができればと思います。



今回選んだのはこちらです!!


キングスマンシリーズ


大まかなあらすじ

舞台はロンドン、サヴィル・ロウ。高級テイラー「キングスマン」は実は最強のスパイ組織。主人公エグジーは組織の一員であるハリーにスカウトされ、組織の新人候補として試験を受ける。主人公エグジーのスパイに成長していく様子と、キングスマンVSテロ組織の攻防を描いたスパイ映画。


イギリスのヒーローというと想像するのは、ジェームズ・ボンドやシャーロック・ホームズでしょう。アメリカのヒーローのようにスーパーパワーを駆使して悪党を成敗してやるぜ!!というのとは違い、知的に事件に立ち向かう。時には秘密兵器を駆使して派手にドカーンと!!というのがイギリスのヒーロ―ですね。


この映画内でハリー役を演じるコリン・ファースは『英国王のスピーチ』やトムフォードの自伝映画『シングルマン』にも出演しており、スーツを着ることに縁がある役者といえるかもしれません。


今回なぜこの誰もが一度は見聞きしたことがある映画をチョイスしたかというと、以前に私がこの映画の衣装をオマージュしてスーツを作ったことがあり言わば個人的にすごくかっこいいと思っているシリーズだからです。

2作目のハリーが着ているスーツをオマージュして作ったのがこちらです。






ライトグレーの生地で仕立てた、ダブルスーツ。見た印象で選んだため生地も完全一致ではないですが、個人的には満足です。

作中の衣装と違う点はチェンジポケットとダブルステッチ。





オーダーだからできる個性の出し方です。


パンツは2タックで裾にかけて細くなるテーパードラインです。






あくまで“オマージュ”であり、“コピー”ではないので、自身の体系に合わせたり少しだけ自分らしさをプラスしてみたりして楽しみました。


今回ご紹介したように「こんなスーツが作りたい!!」というイメージがあれば是非画像などお持ちください。完全一致は難しいかもしれませんが、生地やディテールなど一緒に探して限りなく近いものをお仕立てできるかと思います。


皆様のこだわりスーツの挑戦をお待ちしております。


金子でした。

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