礼服のオーダー
たびたび『オーダーはできますか?』とお問い合わせをいただく礼服。
詳しいディテールやルール、マナー的なものは他のブログにお任せするとして、、、
今回は礼服オーダーの最適なタイミングと、礼服とスーツの生地の違いについてご紹介します。

もちろんタガルで礼服のオーダーも承っております。お気軽にご相談ください。
各店に礼服に最適な生地バンチブック(見本帳)もご用意していますので、安心してお選びいただけます。

これまで冠婚葬祭といえば、服装は『礼服』一択でした。最近では結婚式のスタイルも多様化しているので、お祝いごとは華やかな雰囲気のスーツ、お悔やみごとには礼服と、それぞれご用意される方が多くなっています。もちろんこういう方が多いですよってだけで、お祝い事に礼服で行かれても全く問題ありませんのでご安心くださいね。
礼服オーダーに最適なタイミング
これはなかなか難しいもので、みなさん悩まれています。
特にお悔やみの席で着ようと考えた時は、「何もないうちから準備するのは、なんとなく不謹慎なのでは?」と考える方もいらっしゃいます。
ただ、実際必要になってからでは、オーダーの仕上がりが間に合わないなんてことも。
サイズの合わない礼服を着て行ったり、慌てて既製品を購入したり……。実は私自身も、以前そんなことがありました。
その経験から、礼服を事前に準備しておくことは、決して不謹慎なことではなく、いざという時に慌てないための大人の備えなのだと思うようになりました。
「そろそろ礼服も作っておこうかな?」そう思った時が、ちょうど良いタイミングです。
出番がないに越したことはありませんが、必要になった時に安心して袖を通せる一着を、時間のある時に準備しておく。
それもまた、きちんとした装いで大切な場に向かうための、ひとつのマナーなのだと思いますよ。
スーツと礼服の生地の違い

『ブラックスーツと礼服の黒無地は何が違うの?』これもよくある質問です。
一般的な黒無地(左)と礼服用の黒無地(右)を並べてみると色の違いが一目瞭然ですよね?実は礼服の生地はスーパーブラックや濃染加工と言って、一般的な黒無地スーツの生地よりも深く染められています。
これはオフスケール加工(ウールが染料を吸収しやすくする加工)をすることで、より深い黒色を出せるようにしています。この加工は喪服文化がガラパゴス的に発展した日本だけにある高難易度の加工方法で、海外の工場では安定的に作る事は出来ない日本独自の技術なんです。ゼニアなど一部インポートブランドでもスーパーブラックの生地があったりしますが、実は糸の染色は日本で行われているんですよ。
礼服と仕事着を兼用したいなぁとのご相談も多いですが、できるならば礼服はしっかりした生地で1着ご準備されることをおすすめします。
そろそろ礼服の準備が必要かな?と思われたら、まずはお気軽にご相談ください。
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